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我々を取り巻くビジネス環境は急速な変化を遂げており、従来の価値観・手法・組織のあり方など全ての面において、戦略的な対応が必要となっています。
「わが社の存在意義は何なのか」「顧客・市場・社会に対してどのような価値を提供しているのか」「どのようにしてその価値を生み出していくのか」など、経営の根幹をなす部分に対して、グローバルな競争状態を踏まえ、再度そのありようを確認し、必要な変革を推進することが求められています。
この変革の主体は、国や地方の行政ではなく、もちろん経済団体や各種シンクタンクでもありません。まぎれもなくその組織を構成するメンバー全員、特にリーダーシップを発揮すべき経営幹部にその任があることは明らかです。
今こそ我々は、変革の時代を恐れることなく、勇気と英知と情熱を結集して、顧客と市場を理解し、社員と社会の幸せを実現する「素晴らしき経営」の実現に向け率先して行動しなければなりません。
「俺がやらねば誰がやる」―志を持って企業経営に携わり、日々努力されているあらゆる経営者の方々の変革行動の礎となるべく、大変微力ながら、今般「素晴らしき経営研究会」を設立いたしました。
本会では「顧客本位」「独自能力」「社員満足」「社会との調和」の4つの視点を軸に、会員同士が共に学び、切磋琢磨し、自らの経営資質を向上させることを目的に活動を展開して参ります。
まず経営者が自分自身を変革し、そのことにより企業を変革させ、そして社会全体を活性化させていく。その一隅を照らすものになりえれば本望であると考えております。皆様方の絶大なるご支援を心からお願い申し上げます。
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「生き残ったのは最も強いものでも、最も賢いものでもなく、
最も変化に対応したものである」
(チャールズ・ダーウイン「種の起源」より)
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2005年 8月 吉日
素晴らしき経営研究会 幹事長 人見 康裕 |
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